アンデス音楽には欠かせない楽器、『ケーナ』を紹介します。
穴が6つありますが、裏にももう1つ穴があります。
何だか穴の大きさが違うのが気になりますか?
実は、オクターブ上、2オクターブ上の音を出す時に、 音程が狂わないよう、こんな穴の大きさになった? そう自分は勝手に解釈し、信じております。
すべての穴をふさぎますと、このケーナでは 一番低い音の、『ソ』の音が出ます。
すべての穴を解放して吹きますと、高い『ソ』の音が出ます。
どうやって吹くか・・・と申しますと、下の写真の歌口を見てください。
U字の形に切りこんだところがありますね。
この部分に息を集中して吹きつけ、音を出します。
とてもシンプルな楽器ですが、良い音を出すまでには、結構な 時間をかけた練習が必要です。
指使いですが、一般的には、左手の親指を裏の穴、そして人差指・ 中指・薬指を上段3つの穴の為に使い、右手の人差指・ 中指・薬指 を下段3つの穴に使います。
半音を出す場合は、穴の塞ぎ具合を調整して出すしかありません。
達人は、これ1本で半音が多く出現するような曲も吹いてしまいますが、私は無理です。
ケーナの音にご興味ある方は下記アドレスへ
https://www.youtube.com/watch?v=2CCGD7tI6XI&list=TLlW0WPe3sp166F3hB8qoZw4gEHg0SzV9v